来年役職につかない人へ

どうも、お久しぶりです

 
 
 
ブログを書くのも今回で最後になるでしょうか
まちおかです。
 
 
 
折角HP係員となれたので、最後に何か書きたいと思ったので一筆綴りたいと思います。
 
 
 
 
何を書こうか迷いましたが、
 
最後にぶっちゃけてしまえ
 
という悪魔のささやきが聞こえたので
今回、自分が4年間あらぐさにいて
強く思った事を綴っていきたいと思います。
 
 
 
 
僕は4年間、比較的負担が軽めの役職には就任していたものの、
運C、局会ともに未経験の人間であり、
いわゆる「無職」と呼ばれる存在でした。
 
 
今回はその「無職」として過ごしたことでの気づきにフォーカスを当てて話したいと思います。
 
 
 
本当はこういったことはブログなどに書かず、直接話すのがベストなのかもしれません。
 
 
しかし、僕はあえてブログで伝えたいと思います。
 
役職をやらない人は、
当然何か決まった仕事をする訳ではないので、
誰かに話に行く必要がありません。
 
それは無職を経験した先輩にも言えることです。
先輩もわざわざ無職の後輩にものを言う必要はありません。
 
 
つまり、無職としての縦の繋がりは
役職のそれより薄くなる傾向があります。
 
 
しかし、無職としてどう過ごすべきか
というのは4年間過ごして、いくつかポイントがあるように思えました。
そしてそれが伝わらないのはすごく勿体無い事だと思いました。
 
 
そのため、直接の会話よりコストが低く情報が得られるブログで綴ることに決めました。
 
 
 
もちろんこれは犯しのまちおかの個人の見解と意見に過ぎないので、そこらへんはご了承上閲覧ください。
 
 
 
 
 
・犯しのまちおかについて
いつも前で偉そうなこと言ったり、
調子に乗ってますが、
実際はチキンで、根暗で、話すのが下手くそな人間です。
 
役職につかなかったのは、
仕事に縛られるのが嫌いだったから、というのは建前で
自分では役職をやるのに力不足だと思ったのと、
当時先輩と話すのが極端に苦手だったからです。
 
 
 
やった役職
・後期レクcap
・春芸sub
・ストンプ班リーダー
・後期記録映像cap(実質ただのカメラマン)
・舞台美術臨時班リーダー(夏合宿のみ)
 
運C、局会に入るような役職は一度もやっていません。
 
 
 
 
 
*無職だったことで起こったこと
 
 
・後ろ盾になってくれる先輩がそのままではいない
 
 
役職勢は、必ず前任の先輩がいて、
だいたいは親身になってくれます。
 
また、OBOGさんとのコネクションも
役職についてるというだけで
作りやすくなります。
 
しかし、無職の場合それが一切なくなります。
自力で頼れる先輩を探したり、
OBOGさんとのコネクションは違う方法で作らなければいけません。
 
 
 
・存在感が薄くなりやすい
 
無職だと前に出る機会も減るので、
存在感が薄くなりがちです。
 
 
・先輩から評価されにくい
 
有職の人は、
役職についていること自体評価の対象となるうえ、
仕事内容にしたがっての良し悪しという明確な判断基準があるため、
先輩は
「あいつは頑張ってるな」
「あいつは頑張ってるけどあの部分が惜しい、指摘しよう」
などの評価をするのが容易です。
 
しかし、無職の場合仕事もなければ、
当然ものさしも存在しないため、評価をすることが難しいのです。
 
また、自分でなにか他の雑務を頑張っても、
それは評価されにくかったというのが
経験上多かったです。
 
 
 
・役職をやっている同期から役立たずだと思われてる錯覚に囚われた
 
 
特に2年生の頃強く思ったことです。
 
実際にはそんなことは思われて無かったと思います。
が、特に演発の直前の局員は精神的に煮詰まっていて、ピリピリしていました。
それは無職の同期の扱いを丁寧にする余裕すら持てないくらいのものです。
 
それを当時の僕は
「あ、これもう自分完全に見下されてるやつだ。
自分が無職で役立たずだからこういう発言
されるんだ」
とか思ってしまいました。
 
 
 
とまぁ無職の辛いところを書いてきましたが、
もちろん良いところもあります。
 
 
・立場を気にせず自由に動けた
運Cや局会に属してないため、
発言がわりと自由に出来ました。 
 
全体に向けての注意なんかは、
無職=第三者的な目線での発言としてわりと目を引かれやすい傾向があるのかな、と経験上思いました。
 
 
 
 
・自分で仕事を作れた
 
仕事を与えられないなら
自分で仕事を作ってしまえば、と色々やれます。
僕の場合、物品車の補助や倉庫の管理、
エンタメの自主練を見る人
などと自分から何かできそうな事を探して、それを得意分野とすることができました
 
 
 
・時間的制約がない
まぁメリットといえばこれに尽きますよね。
会議などによる時間的制約がないため、
その時間で色々できます。
自分の力を伸ばすのもよし、
他の人を見てあげるもよし、
遊ぶもよし。
 
 
 
 
 
結局のところ、無職は
 
 
良い意味でも悪い意味でも自由
 
ということが言えます。
 
 
時間や立場に縛られない自由があるけど、
その分後ろ盾がなくなる、つまり評価や役職をやることに対しての称賛からも自由になるということです。
 
しかし、この評価や称賛というのは無職だから全く得ることができない、というわけでもありません。
無職でもOB・OGとのコネクションを作ったり、称賛を得ることはできます。
 
 
結局のところ、無職をエンジョイ出来るかは自分次第
ということがいえます。
 
 
 
*無職のエッセンス3つ
 
①「自由」を噛み締めて日々を過ごせ
 
上記の通り、良い意味でも悪い意味でも自由です。
自由の意味を噛み締めて、
自分は何をすべきかを考えて過ごしましょう。
 
②自分に仕事を与え、有職よりも成長しろ
 
役職をつけるに及ばない仕事は沢山あります、
そうした仕事のプロフェッショナルになれば自分の成長に繋がるし、
人から頼られる存在になって、
そこからコミュニケーションが生まれる場合もあります。
 
③無職は「役職をやらなかった」だけ、卑屈になるな
 
無職はあなたが無力というレッテルではないです。
役職についてないことを示すだけのものです。
無職、有職である前に現団であって
そこに何の差もないことを根底に考えてくれれば、と思います。
 
 
 
 
 
僕は、無職で過ごしたことを後悔していません。
 
無職でも、自分で課題を見つけてそれをクリアしていくということを学べましたし、
 
「有職のやつに負けない」というガッツをもって行動することもできました。
 
それは無職だったからこそ得る事が出来たものだと思っています。
 
 
 
 
 
なお以上のことは、
「あらぐさの活動に対して一定の意欲と余裕がある」
ことを前提に話しています。
 
 
「そこまでできるか!できないから役職やんないんや」って声もあると思います。
 
それならそれで良いと思います。
 
あらぐさだけが人生ではありません。
他に好きな事があるならそちらに熱意を注いでも全然良いです。
自分が成長する方法なんて沢山あるんですから、あらぐさに固執する必要なんてないんです。
 
 
それに勉強が忙しいこともありますよね。
そんな中学業を疎かにしてまでサークルなんてやるべきではないと思ってます。
 
 
 
でも、少しでも、1ミリでも有職者の事を助けたいと思ったり、あらぐさの活動に楽しさを見出してるなら。
 
 
無職としてできる事を自分の可能な範囲で
全うして欲しいと僕は思います。
 
 
 
支離滅裂な雑文になってしまいましたね。
すみません。
 
 
 
 
 
むすびに
ここまで好き好きにブログを書かせてくださったHP運営はじめ、
4年間こんな僕を受け入れてくださったあらぐさの皆には心より感謝申し上げます。
本当にこのあたたかく素敵な団体に居れたことを誇りに思います。
 
 
ここで筆を置きたいと思います。
では。
 
 
 
 
 
p.s
 
 
無職の皆、
有職の皆、
そしてあらぐさの皆に
幸あれ
 
 
犯しのまちおか