よくわかる?ハーモニーについて

こんにちは!

まちおかです。
HPブログの当番制がなくなったので
前回に引き継ぎ執筆させて頂くことになりました。
 
みなさん、5月になりましたね。
 
 
一年生にサークルネームがつき、活動も本格的に行なわれるようになってきましたね。
 
 
 
今年の一年生は活動にたいしてのモチベーションが高くて僕自身びっくりしております。
純粋に自分たちが作ってるものに対しプラスの感情を示してくれるのは嬉しい事ですね。
 
 
さて、今回は合唱について大事なハーモニー、和音について書きたいと思います。
 
 
合唱だけではなく、ギターや作曲までできちゃうかもしれないところまで踏み込んで書いてみようと思います。
 
 
 
(稚拙な文章を含むのでご了承ください。)
 
・ハーモニーって何ぞや?
 
音楽を構成する3つの要因は、「メロディ・リズム・ハーモニー」です。
ハーモニーとは和音を意味していて、
複数の音の組み合わせのことをいいます。
 
 
 
・合唱の真髄はハーモニーにあり
合唱は読んで字のごとく皆で声を「合わせて唱える」ことを意味しますね。
 
歌のメロディを楽しむだけなら一人で歌えばいい話です。
 
 
皆が合唱に魅せられるのは「互いに違う音を出す事で作られるハーモニーの心地よさ」が一因となっているのではないでしょうか?
 
 
僕自身、合唱で歌う時、どのように声を出せばいい響きのハーモニーが出来るかを考えて歌うことに合唱の楽しさを見出しています。
 
 
皆さんも自分の声と他の人の声が響きあい、綺麗なハーモニーが出来た時、その瞬間に合唱の、上手くハーモニーを作る事の虜になっているはずです。
 
(こればかりは幾ら理屈をこねても伝わらないと思います。ぜひ体感してください!)
 
 
 
 
 
 
 
・何のためにハーモニーが曲にあるのか?
 
では「ハーモニーを作ることの楽しさってこんな風なんだな」となんとなく分かったところで、何のためにハーモニーが曲の中にあるのかを説明します。
 
 
簡単に言うと曲におけるハーモニーとは「雰囲気を作る」ことを意味します
 
 
漫画で言えば物語のシーンに相当するでしょうか。
 
漫画の各チャプターには一貫するテーマがありますが、その中にも起床転結がありますよね。
 
 
音楽も同じで、起床転結の繰り返しにより曲が進行しています。その各場面をハーモニーを使うことでわかりやすく表しています。
 
ハーモニーの存在意義が分かったところで、ハーモニーそのものがどういうものか書いていきます。
 
 
 
・ハーモニー=和音をつくろう
{5BC677D4-8E94-427E-A7D3-516447C5BF84}

このように幾つかの音が重なると和音になります
 
ちなみに音が三つあるような和音を「トライアド」といいますが、これがハーモニーの最も基本となる和音です。
 
 
 
では
このトライアドの構成を見ていきましょう
 
{E61070CA-89FE-47C6-85F4-1CC28202B972}
・根音→和音において最も基本となる音です。この音を決めると、和音の他の音が決定されます。
つまり、自分のパートの音が根音の場合、そのパートが絶対的権限を持ちます。
しっかり出しましょう。
 
 
・第5音→根音のサポーターのような役割の音です。この音を担当した場合は根音に上手くのせるように歌いましょう。
 
 
・第3音→これぞ和音の醍醐味!!な音。
この音で和音の雰囲気が決まります。
主張はしすぎず、かつ和音を決定するために存在感を出す事。
 
 
☆メジャーとマイナー
実は和音にも種類があります。
わかりやすいのはメジャーとマイナーでしょうか。
 
 
 
メジャーはいわゆる
「ドミソ」
つまり根音の位置を0、半音を距離1とした時に下の音から
「0、+4、+7」の関係になる和音です。
どちらかといえば明るい雰囲気を感じる和音です。
 
 
 
対してマイナーは
メジャーの第三音を半音下げ、
「0、+3、+7」の関係にした和音です。
こちらはメジャーに対して悲しげな雰囲気が出ます。
 
 
このほか第三、第五を半音下げたディミニッシュ、第五を半音上げたオーグメントなどがあります。どちらも不思議な雰囲気を醸し出す和音です。
 
{9EC33C41-FE68-4A52-B12C-9492BD0A277E}
 
・四和音
三和音があれば四つの音で構成される四和音もあります。
 
三つの音だけで出せない雰囲気を四和音で作り出すことが出来ます。
 
 
代表的なものはセブンスでしょうか。
セブンスとはその名のとおり「第7音」を意味します。
{C395CBEA-BB1B-4A1D-9698-01D1003A651B}

根音に対して+10の音をメジャーに加えた和音をセブンス
 
マイナーに加えたものをマイナーセブンス
 
+11の音をメジャーに加えたものをメジャーセブンス
といい、いずれも落ち着かない雰囲気の和音です。
 
 
この落ち着かない雰囲気はある意味「落ち着くところに向かう感じ」もするので、
曲においては次の場面に向かうところで使用されます。
 
 
・調とダイアトニックコード
それでは和音が実際曲の中でどのように使われているかを書きたいと思います。
 
 
 
楽譜を見ているとト音記号ヘ音記号のところにシャープやフラットがついていることがありますね。
 
これは曲の「調」を与えていて、曲の雰囲気と、雰囲気を出すために使う音を決定させるものです。
{EEC7F393-7503-41F2-BD07-EC9B537C4BB3}
このシャープとフラットの数によって
調が決まります。
#1つならG、♭1つならF、といった感じです。
 
シャープとフラットの数はどうやって決定しているのか、というと、「 ドの音をその調の音に移動する」ことで決まっています。
 
これはどういうことかというと、
皆に馴染みのある音階である「ドレミファソラシド」はド=C、つまりCの音階ですよね。
各音の間は「全全半全全全半」となっています。
 
この関係を保ったまま最初の音を別の音にすると、調が変わります。
 
 
例えばG(ソ)の音階にすると
ソラシドレミファ♯ソ
となります
(各音の間は全全半全全全半になってますね)
この中でいくつ♯があるかを数えると、1個になります。
 
したがって#が一つ付いていたらその曲はGの調となります。
 
 
 
・ダイアトニックコード
 
謎の単語が出てきましたが、要は「曲の調で使われる音階の各音を構成音とした和音の集まり」
です。
 
このダイアトニックコードを用いて曲のハーモニーは作られます。
 
 
 
具体的にどういうことかを説明すると、
{03A6C818-8A8C-41F8-A72D-24B66BB5C9E3}

これはCの音階のダイアトニックコードです。
 
Cの音階は「ドレミファソラシド」
ですが、
その各音を根音として和音を作ります。
 
ド→ドミソ→C
レ→レファラ→Dm
ミ→ミソシ→Em
ファ→ファラド→F
ソ→ソシレ→G
ラ→ラドミ→Am
シ→シレファ→Bm♭5(ソをつけてG7とする場合も)
 
 
これがCのダイアトニックコードであり、
Cの調の曲であればこれらの和音を主に使って曲を進行させていきます。
 
(実際、C調の曲であるルージュの伝言はこのCのダイアトニックコードしか使っていませんね)
 
 
 
・もう少し!!トニック、ドミナントサブドミナント
 
さてダイアトニックコードを紹介しましたが、これをデタラメに配列してもいい感じに曲はできません。
 
和音の並べ方にはコツがあります。
これについては「トニック、ドミナントサブドミナント」と呼ばれる和音の関係性を知ることになります。
 
 
 
 
三たびこの図
{0E297C1B-0D2D-41B8-B9DE-5D9510B9F9AC}
C調を例にして進めます
 
 
トニック:C(ドミソ)その調で主役を担う和音です。この和音に始まりこの和音に終わる曲が多いです
次にどの和音に向かっても割と上手くはまる和音です
 
 
ドミナント:G(ソシレ)割と曲を盛り上げる役割が多い和音、次にトニックへ収束する雰囲気を見せる和音です。
 
 
サブドミナント:F(ファラド)起承転結でいえば承の部分にあたるような和音、トニック、ドミナントどちらに向かってもいいような雰囲気の和音です。
 
(ちなみにこの調における1、4、5番目の音を根音とする和音をそれぞれⅠ、IV、Ⅴとローマ数字で書き記し、この3つの和音を主要三和音と言います。
ダイアトニックコードの残りの和音は副三和音といいます)
 
この性質を生かして曲は作られています。
 
トニック→サブドミナントドミナント→トニック
とこの流れが一番基本的なコードの進行でしょう。
 
C調なら
C→F→G→C
 
G調なら
G→C→D→G
 
こんな感じです。
 
 
・代理コード
トニック、ドミナントサブドミナントはそれぞれ一つしかないのか?と言われるとそうではありません。
ダイアトニックコードの他の和音もトニック、ドミナントサブドミナントに属します。
 
 
例えばC調だと…
トニック(T)→C、Em、Am
ドミナント(D)→G、Bm♭5
 
といった感じです。
 
このように主要三和音の代わりに用いる副三和音を「代理コード」といいます。
 
代理コードを用いたコード進行の例を見てみましょう。
分かりやすいのはいわゆる「カノン進行」でしょうか。結構多くの曲に用いられているコード進行です。
 
C→G→Am→Em→F→C→F→G→C
トニックとしてCの代わりにAmやEmを用いることで曲に深みを与えています。
 
ほかの例として
「JPOP進行」というものもあります。
F→G→Em→Am
S→D→T→Tという
サブドミナント始まりの進行で、かなり多くの曲で使われています。
 
代理コードを用いて、
FM7→G7→Em7→Am
として、コードをおしゃれに聞こえさせる曲もあります。
代表例は、flumpoolの「星に願いを」やスピッツの「ロビンソン」ですかね。
(ロビンソンではEm7→E7として曲の切なさを強くしています)
セブンスは代理コードとして用いることで曲の雰囲気のニュアンスが変わります。
 
(他にも代理コードやコード進行はたくさんあるので興味ある人は調べてみてね)
 
 
 
 
 
 
・合唱ではどう活かされているのか
くどくどと理論について書いてきましたが、
ここでほとんどの人は「こんなの作曲するやつにしか役に立たないだろ」
と思うでしょう。
 
 
確かに作曲でもしない限りこの理論が完璧に分かっている必要はありません、
 
ですが、このことを頭の片隅に置くだけで合唱のハーモニーの作り方を意識した歌い方ができ、実力の向上につながります。
 
 
例えば、ハーモニーで伸ばすような箇所
 
 
上で根音と第五音、第三音の役割は異なると書きましたが、
進行からコードを推測して、自分のパートがどの役割かを意識して歌うだけでハーモニーの質は違ってきます
 
 
また、よくわからない音の並びも、コード進行からなぜそういう並びをしているかの必然性が分かってくる場合もあります。
 
 
歌い方が身につき、少しハイレベルなことをしたいと考えてる人はこのハーモニーを意識した歌い方を取り入れてみてはいかがでしょうか
(あまり固執するのも良くはないですが…)
 
 
 
 
 
 
追記:発展編:平均律純正律について
 
 
あらぐさの中でも音楽に詳しい猛者の方々にハーモニーの話をするなら、この話を抜きに話せないでしょうか。笑
 
・ピアノで鳴らす和音は物理学的には美しくない
あ?何言ってんだお前?そんなことねえだろ。勉強ろくに出来ない奴がデタラメ言ってんじゃねえ
 
とか思われる方もいらっしゃると思いますが、これは本当なんです。
 
 
ピアノというのは各音の間が全て等しくなるように音を調律している楽器です。
 
 
 
ピアノのように各音の間を全て同じにするような音の当て方(音律といいます)を
平均律」といいます
 
 
これに対し、「純正律」という音の当て方があります
 
 
音というのは波であるのは皆ご存知かと思いますが、その波の周波数(波長の逆数)の比に着目した音律です。
 
 
厳密的にいうと、「メジャーの三和音の各音の周波数の比が常に4:5:6になるように音を割り振った音律を純正律と定義した。」という表現が適切でしょうか。
 
倍音とは、基音(対象とする音)の周波数の整数倍にあたる周波数をもつ音の集まりです。
例えば基音の音がラ(周波数440ヘルツ)とすると、第二倍音は1オクターブ上のラ(周波数880ヘルツ)、
第三倍音は基音の1オクターブ半上のミ(周波数1320ヘルツ)となります。
 
この図でいう第4・5・6倍音の重ね合わせが純正律の和音となります。
 
 
純正律にすると何がいいのかというと、
「音を複数重ねた時に、周波数の比が整数倍であるため倍音によるうなりを伴わずに綺麗な和音になる」
というメリットがあることですね。
 
これが平均律だと各音の波長の比が整数にならないため多少うなりを伴った和音になります。
 
 
{3059F746-00FA-43A1-8CBA-7E70F360B683}

平均律純正律での各音の周波数をグラフにしたものです。
 
純正律のCの和音は、平均律のそれと比べ、
Eが若干低め、Gがほんの僅か高いです。
 
 
合唱においてハーモニーを作る時、純正律を意識して声を出すと、実は綺麗なハーモニーを作れちゃうんです!!
 
YouTubeなどに平均律のハーモニーと純正律のハーモニーを比較している動画があるので、是非体感してみてください。
 
(実際かなり微妙な高さの差なので実力がしっかりついてから確認してみてね!
 
また、平均律でチューニングするか純正律でチューニングするかは団体によるのでしっかり確認しよう!)
 
 
 
 
 
 
・おわりに
今回は前回に比べ、かなり難しいテーマを選んでみましたが、いかがでしょうか?
和音の理論はもっと奥深く、面白いものなので、興味を持った人は勉強してみてはいかがでしょうか。
 
 
 
 
それでは(^ν^)ノシ

来年役職につかない人へ

どうも、お久しぶりです

 
 
 
ブログを書くのも今回で最後になるでしょうか
まちおかです。
 
 
 
折角HP係員となれたので、最後に何か書きたいと思ったので一筆綴りたいと思います。
 
 
 
 
何を書こうか迷いましたが、
 
最後にぶっちゃけてしまえ
 
という悪魔のささやきが聞こえたので
今回、自分が4年間あらぐさにいて
強く思った事を綴っていきたいと思います。
 
 
 
 
僕は4年間、比較的負担が軽めの役職には就任していたものの、
運C、局会ともに未経験の人間であり、
いわゆる「無職」と呼ばれる存在でした。
 
 
今回はその「無職」として過ごしたことでの気づきにフォーカスを当てて話したいと思います。
 
 
 
本当はこういったことはブログなどに書かず、直接話すのがベストなのかもしれません。
 
 
しかし、僕はあえてブログで伝えたいと思います。
 
役職をやらない人は、
当然何か決まった仕事をする訳ではないので、
誰かに話に行く必要がありません。
 
それは無職を経験した先輩にも言えることです。
先輩もわざわざ無職の後輩にものを言う必要はありません。
 
 
つまり、無職としての縦の繋がりは
役職のそれより薄くなる傾向があります。
 
 
しかし、無職としてどう過ごすべきか
というのは4年間過ごして、いくつかポイントがあるように思えました。
そしてそれが伝わらないのはすごく勿体無い事だと思いました。
 
 
そのため、直接の会話よりコストが低く情報が得られるブログで綴ることに決めました。
 
 
 
もちろんこれは犯しのまちおかの個人の見解と意見に過ぎないので、そこらへんはご了承上閲覧ください。
 
 
 
 
 
・犯しのまちおかについて
いつも前で偉そうなこと言ったり、
調子に乗ってますが、
実際はチキンで、根暗で、話すのが下手くそな人間です。
 
役職につかなかったのは、
仕事に縛られるのが嫌いだったから、というのは建前で
自分では役職をやるのに力不足だと思ったのと、
当時先輩と話すのが極端に苦手だったからです。
 
 
 
やった役職
・後期レクcap
・春芸sub
・ストンプ班リーダー
・後期記録映像cap(実質ただのカメラマン)
・舞台美術臨時班リーダー(夏合宿のみ)
 
運C、局会に入るような役職は一度もやっていません。
 
 
 
 
 
*無職だったことで起こったこと
 
 
・後ろ盾になってくれる先輩がそのままではいない
 
 
役職勢は、必ず前任の先輩がいて、
だいたいは親身になってくれます。
 
また、OBOGさんとのコネクションも
役職についてるというだけで
作りやすくなります。
 
しかし、無職の場合それが一切なくなります。
自力で頼れる先輩を探したり、
OBOGさんとのコネクションは違う方法で作らなければいけません。
 
 
 
・存在感が薄くなりやすい
 
無職だと前に出る機会も減るので、
存在感が薄くなりがちです。
 
 
・先輩から評価されにくい
 
有職の人は、
役職についていること自体評価の対象となるうえ、
仕事内容にしたがっての良し悪しという明確な判断基準があるため、
先輩は
「あいつは頑張ってるな」
「あいつは頑張ってるけどあの部分が惜しい、指摘しよう」
などの評価をするのが容易です。
 
しかし、無職の場合仕事もなければ、
当然ものさしも存在しないため、評価をすることが難しいのです。
 
また、自分でなにか他の雑務を頑張っても、
それは評価されにくかったというのが
経験上多かったです。
 
 
 
・役職をやっている同期から役立たずだと思われてる錯覚に囚われた
 
 
特に2年生の頃強く思ったことです。
 
実際にはそんなことは思われて無かったと思います。
が、特に演発の直前の局員は精神的に煮詰まっていて、ピリピリしていました。
それは無職の同期の扱いを丁寧にする余裕すら持てないくらいのものです。
 
それを当時の僕は
「あ、これもう自分完全に見下されてるやつだ。
自分が無職で役立たずだからこういう発言
されるんだ」
とか思ってしまいました。
 
 
 
とまぁ無職の辛いところを書いてきましたが、
もちろん良いところもあります。
 
 
・立場を気にせず自由に動けた
運Cや局会に属してないため、
発言がわりと自由に出来ました。 
 
全体に向けての注意なんかは、
無職=第三者的な目線での発言としてわりと目を引かれやすい傾向があるのかな、と経験上思いました。
 
 
 
 
・自分で仕事を作れた
 
仕事を与えられないなら
自分で仕事を作ってしまえば、と色々やれます。
僕の場合、物品車の補助や倉庫の管理、
エンタメの自主練を見る人
などと自分から何かできそうな事を探して、それを得意分野とすることができました
 
 
 
・時間的制約がない
まぁメリットといえばこれに尽きますよね。
会議などによる時間的制約がないため、
その時間で色々できます。
自分の力を伸ばすのもよし、
他の人を見てあげるもよし、
遊ぶもよし。
 
 
 
 
 
結局のところ、無職は
 
 
良い意味でも悪い意味でも自由
 
ということが言えます。
 
 
時間や立場に縛られない自由があるけど、
その分後ろ盾がなくなる、つまり評価や役職をやることに対しての称賛からも自由になるということです。
 
しかし、この評価や称賛というのは無職だから全く得ることができない、というわけでもありません。
無職でもOB・OGとのコネクションを作ったり、称賛を得ることはできます。
 
 
結局のところ、無職をエンジョイ出来るかは自分次第
ということがいえます。
 
 
 
*無職のエッセンス3つ
 
①「自由」を噛み締めて日々を過ごせ
 
上記の通り、良い意味でも悪い意味でも自由です。
自由の意味を噛み締めて、
自分は何をすべきかを考えて過ごしましょう。
 
②自分に仕事を与え、有職よりも成長しろ
 
役職をつけるに及ばない仕事は沢山あります、
そうした仕事のプロフェッショナルになれば自分の成長に繋がるし、
人から頼られる存在になって、
そこからコミュニケーションが生まれる場合もあります。
 
③無職は「役職をやらなかった」だけ、卑屈になるな
 
無職はあなたが無力というレッテルではないです。
役職についてないことを示すだけのものです。
無職、有職である前に現団であって
そこに何の差もないことを根底に考えてくれれば、と思います。
 
 
 
 
 
僕は、無職で過ごしたことを後悔していません。
 
無職でも、自分で課題を見つけてそれをクリアしていくということを学べましたし、
 
「有職のやつに負けない」というガッツをもって行動することもできました。
 
それは無職だったからこそ得る事が出来たものだと思っています。
 
 
 
 
 
なお以上のことは、
「あらぐさの活動に対して一定の意欲と余裕がある」
ことを前提に話しています。
 
 
「そこまでできるか!できないから役職やんないんや」って声もあると思います。
 
それならそれで良いと思います。
 
あらぐさだけが人生ではありません。
他に好きな事があるならそちらに熱意を注いでも全然良いです。
自分が成長する方法なんて沢山あるんですから、あらぐさに固執する必要なんてないんです。
 
 
それに勉強が忙しいこともありますよね。
そんな中学業を疎かにしてまでサークルなんてやるべきではないと思ってます。
 
 
 
でも、少しでも、1ミリでも有職者の事を助けたいと思ったり、あらぐさの活動に楽しさを見出してるなら。
 
 
無職としてできる事を自分の可能な範囲で
全うして欲しいと僕は思います。
 
 
 
支離滅裂な雑文になってしまいましたね。
すみません。
 
 
 
 
 
むすびに
ここまで好き好きにブログを書かせてくださったHP運営はじめ、
4年間こんな僕を受け入れてくださったあらぐさの皆には心より感謝申し上げます。
本当にこのあたたかく素敵な団体に居れたことを誇りに思います。
 
 
ここで筆を置きたいと思います。
では。
 
 
 
 
 
p.s
 
 
無職の皆、
有職の皆、
そしてあらぐさの皆に
幸あれ
 
 
犯しのまちおか